先日ご紹介した新しい美容機器ヒーライト IIは ベースの590(近赤外光)・830nm(イエローライト)だけでなく、415nmの青色光(ブルーライト) を搭載しており、光線力学療法(PDT:Photodynamic Therapy)としての作用を持ちます。これにより、アクネ菌が産生するポルフィリンと反応し、ニキビの改善に効果を発揮します。
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ヒーライト II によるニキビ改善のPDT効果
① アクネ菌が産生するポルフィリンに作用
アクネ菌は代謝の過程で ポルフィリン という物質を産生します。このポルフィリンは、415nmの青色光(ブルーライト)を吸収すると、フリーラジカルを発生します。
② フリーラジカルの発生によるアクネ菌の殺菌
青色光を照射すると、ポルフィリンがフリーラジカルを発生させ、アクネ菌の細胞膜を破壊し、殺菌します。これはPDT(光線力学療法)の原理に基づくもので、抗生物質を使わずにニキビを改善できる画期的な方法です。
③ 皮脂腺の抑制と皮脂バランスの調整
415nmの青色光は、皮脂腺の活動を抑える効果もあります。過剰な皮脂分泌を防ぐことで、毛穴詰まりを予防し、新しいニキビができにくい環境を整えます。
ヒーライト II の他の波長との相乗効果
ヒーライト IIは、415nm(青色光) だけでなく、以下の波長も搭載しており、より高いニキビ改善効果を発揮します。
✅ 590nm(イエローライト):炎症の軽減、赤みの抑制
✅ 830nm(近赤外線):皮膚深部まで浸透し、細胞修復・コラーゲン生成促進
415nmの青色光でアクネ菌を殺菌し、830nmの近赤外線で肌の修復を促進することで、より早くニキビを改善することが可能です。
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ヒーライト II を使ったPDTの特徴
✔ 痛みなし・ダウンタイムなし:光を浴びるだけで治療可能な究極に優しい治療
✔ 抗生物質不要:薬に頼らずニキビを改善でき、耐性菌の心配もなし
✔ 皮脂分泌のコントロール:皮脂抑制効果は治療後もしばらく継続し、ニキビの再発防止にも効果的
✔ 他の治療との併用OK:ケミカルピーリングやIPLとの組み合わせでさらに効果アップ
まとめ
ヒーライト IIの 415nmの青色光は、アクネ菌のポルフィリンと反応してフリーラジカルを発生させ、アクネ菌を殺菌するPDT(光線力学療法)の効果を持ちます。また、590nm・830nmの波長との相乗効果で、炎症を抑えながらニキビを早く治し、肌の回復を促進します。
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