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執筆者の写真takeshita

更年期障害とプラセンタ注射について💉





女性は40代くらいから女性ホルモン(エストロゲン)が分泌低下し、自律神経のバランスが崩れることでイライラしたり、体がほてる、寝つきが悪いなどの体調の変化が出てくるようになります。

これを更年期障害といいます。



〜更年期障害の症状〜

・動悸、息切れ

・のぼせ、ほてり(ホットフラッシュ)

・頭痛、腰痛、肩こり

・手足のしびれ

・イライラ感

・めまい、耳鳴り

・ドライアイ、ドライマウス、皮膚の乾燥

・不眠 など


症状のでかたには個人差があります。



さて、プラセンタ注射に使用されているプラセンタは人の胎盤を原材料としています。

胎盤には赤ちゃんを育てるための栄養素(コラーゲン、ヒアルロン酸、必須アミノ酸、たんぱく質など)と成長因子がたくさん含まれています。

そのため、プラセンタ注射には体の組織を本来あるべき状態に戻そうという体内状況を調整する作用があります。


一つ注意が必要なのは、プラセンタは生物由来の製剤なので献血ができなくなります。

プラセンタのドナーは、もちろん感染症のチェックなど行い、ウイルスなどの厳しいスクリーニング検査を経て薬剤として使用されていますが、クロイツフェルト・ヤコブ病(プリオン病)の感染リスクを完全に除外することができないためです。

しかしこれまでに、クロイツフェルト・ヤコブ病をはじめ、HIV,肝炎ウイルスなどがプラセンタ注射で感染したという報告はありません。以上の理由から、日赤を通じての献血はできなくなります。




プラセンタにはラエンネックとメルスモンの2種類の製剤があります。

薬剤は診察で医師と相談し選択できます。


ラエンネック注射は肝機能改善に使用される治療薬として、メルスモン注射は更年期障害の改善に使用される治療薬として厚生労働省に認可されています。


これらの効果以外にもアンチエイジング(老化防止)や美肌・美白などといった様々な効果が期待されています。

発毛・育毛にも効果があることが分かっているので、お悩みの男性にもおすすめです。



メルスモンは45歳〜60歳の方は保険適応で注射を受けられます。

1回の注射は1A(アンプル)、種類はメルスモンのみです。

保険適応内では週3回、月15回まで注射可能です。



プラセンタ注射の価格は2A(アンプル)2000円(税抜)です。




更年期症状が気になる方や慢性的に続く体の不調でお悩みの方はぜひ一度ご相談くださいね。







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