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執筆者の写真HASUMI

目の周りの白いプツプツ…。稗粒腫のお話

更新日:10月8日

(2024年8月改訂)



皆さんの中に、目の周りの白いプツプツにお悩みの方はいませんか?

白ニキビとは違う、目の周りの皮膚にできる1~2ミリの白いプツプツです。





稗粒腫(はいりゅうしゅ、またはひりゅうしゅ)


稗粒腫(はいりゅうしゅ、またはひりゅうしゅ)といいます。

痛くも痒くもないけど、取れそうで取れないですよね。


皮膚の中に角質が溜まってしまっているのです。自然にできるものもありますが、怪我をしたところにできることもあります。特に悪いものではないですが、なかなか取れないことが多いです。


赤ちゃんや女性にできることが多いですが、目の周りは特に気になりますね。



目の周りの白いプツプツの治療法


治療は清潔な針を刺して、小さな穴を開けて中身を出すことです。

白~黄色い毛穴の塞栓みたいなものが取れます。

針をさすので、もちろん痛みがあります。

1個~2個なら痛みを我慢して施術することも可能ですが、10個も20個もとなると痛いので、麻酔をして行うことも可能です。(麻酔は、1時間前にご自宅でテープを貼って来院していただくことにしております)

傷は軟膏を塗って処置をします。

かさぶたが取れるまで、ホームケアとして軟膏を塗布していただきます。稀に稗粒腫の穴に黒い凝血塊が残ることがあります。


※2024年8月より再診の稗粒腫除去は予約不要となりましたので、診療受付時間内にテープを貼ってお越し下さい。


当院の稗粒腫摘除は自由診療での施術となります。費用は10個未満で3,300円、10個追加ごとに2,200円が加算となります。(麻酔やホームケアの軟膏は別途料金がかかります)


また、初診の方は他のいぼと鑑別を行うために肌診断機を用いたカウンセリング、及び医師による診察が必要となります。こちらは初診カウンセリング料3,300円が別途必要となります。ご了承ください。



稗粒腫についてのまとめ


これまで、保険対応で行っていたため初診の方の稗粒腫摘除の当日施術は受け付けておりませんでしたが、今後は自費対応とさせていただきますので、対応可能な場合は当日でも摘出を受けられます。

まずはカウンセリングでご予約いただき、稗粒腫であるとの診断であれば、ご希望で麻酔(テープ麻酔110円、または塗るクリーム麻酔1,100円)の上、可能な限り当日に摘出させていただきます。

施術後はかさぶたとなり、かさぶたが治るまでの数日間軟膏をご自分で塗布していただきます。

顔の白いプツプツにお困りの方はまずは「美容皮膚科カウンセリング」で予約の上ご相談にお越しください。



稗粒腫摘出の様子をYouTubeでご覧になれます。




当院で稗粒腫を摘出した患者様の声


「眼科に行って、顔のぶつぶつをとってもらえるとは思わなかった。以前他でとってもらった時は麻酔無しで痛くて5個位が限界だった。麻酔クリームで全然痛くないです。ずっと諦めていた顔のぶつぶつがとれて嬉しいです。」



目の周りのぶつぶつにはいぼ、疣贅、汗管腫などいろいろ種類がありますので、他の記事も是非参考にしてみてくださいね!


かお、首のいぼはこちら


汗管腫についてはこちら


眼瞼黄色腫については☞こちら


顔の膨らんだシミについてはこちら


青年性疣贅については☞こちら


ヘルペスによる単純疱疹については👉こちら


稗粒腫を予防するセルフケアについては☞こちら


番外編、目の周りにできた黒い稗粒腫は👉こちら



この記事の執筆者


元町マリン眼科

院長 蓮見由紀子

所属学会・認定医

医学博士

日本眼科学会認定専門医

横浜市立大学附属病院非常勤講師(ぶどう膜専門外来)





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