眉下切開の女性の症例ご紹介
今回ご紹介する患者様は、術後に皆さんからの評判がよく、自ら撮りためた周術期のダウンタイムの自撮り写真を周りの人に見せて勧めてくださっている当院のサポーター!?の方です。ブログに出演をお願いしたところ、既にみんなに見せてるのよ、と快諾してくださいました。
手術前のご様子です。最近白内障手術を受けたが、上の方が見にくいとのことで眼瞼下垂の手術を勧められて当院を受診されました。
年齢とともに瞼が下がっていったお母様に年々似てくる、ということでした。皮膚弛緩が強く、目と眉が非常に離れてしまっています。まずは眉下切開でなるべく多くの皮膚を取り、その後、ご希望があれば二重切開して、挙筋短縮するのがいいでしょうとお話しました。
眉下切開に加えて挙筋短縮術も必要なケース
どうやって術式を決めているか、それは術前のシミュレーションで予測します。眉毛が上がっていて、皮膚が余っている場合はまずテープで余っている皮膚を持ち上げてみます。
すると、左は皮膚を取るだけで十分瞼が上がっていますが、右眼はやや下垂が残ります。なので、右は挙筋短縮も必要になりそうだと予測したのです。
御本人はとりあえず眉下切開をやって様子を見たいということでしたので眉下切開をやりました。
眉下切開のダウンタイム・翌日~3ヶ月後の腫れの様子
翌日の写真です。御本人によると、手術当日は帰宅後すぐに爆睡してしまい、冷やすことができなかったそうです。そのためか、術後の腫れと内出血が酷いです。術後はなるべく頭を高くして頂き、保冷剤などで冷やすと、術後の腫れが抑えられますので皆さんにはそうご案内しているのですが。。。
しかし、手術後1週間後に抜糸に来院された時にはすっかり腫れは良くなっていました。
同じ顔の妹さんや親戚の方もこの手術には注目しているとのこと、妹さんに「直後より大分良くなったわね」と言われたそうです。
その後はどんどん快復されて、1ヶ月後に来院された時には、可愛くなったと周りからの評判も上々とのことでした。
御本人はこれで十分見やすくなり満足なので、二重にしなくてもいいとのことでした。
3か月後の受診時には、すっかり傷も目立たなくなり、お化粧すれば全然わからない程度だということです。お友達の知り合いにどこでやったのか聞かれて当院を紹介、その方は4月に手術を予約したと言う事でした。
美容整形で行う手術と保険適応で行う眼瞼下垂手術の大きな違いは後者は機能再建に重きを置いていることです。美容整形の目的は顔を変えることですが、私が眼瞼下垂手術を行う時は瞼を持ち上げるのに必要な場合を除いてなるべく顔の印象が変わらないような手術を心がけています。よく芸能人が失敗した、という話を聞きますが、明らかに手術をしたことがバレてしまうような手術は避けるべきですよね。手術をしたことが誰にもわからないけど、見やすくなって快適に過ごしている、という感想を頂いた時が一番うれしいです。
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元町マリン眼科の眼瞼下垂手術について
元町マリン眼科では、眼瞼下垂の日帰り手術を行っています。眼瞼下垂手術は下垂による症状があり、診断基準を満たせば保険適応での手術が可能です。
瞼が下がって視界が狭い。
上の方や横の方が見にくい。
テレビや本を見ていると瞼がつぶれてくるので手で持ち上げている。
おでこや頭に力が入って頭痛や肩こりが取れない。
睫毛が被さって見にくい、あるいは睫毛が良く入る。
などが代表的な症状です。眼瞼下垂でお困りの方は、元町マリン眼科へご相談ください。
眼瞼下垂手術の費用:3割負担で両眼で50000円前後、1割、2割負担の方は自己負担上限金額です。また、眼瞼下垂を伴う全身疾患が疑われる場合は初診時に採血を行います。初診料と合わせて6~7千円程度かかります。
手術時間は両眼で1時間程度で、局所麻酔下に行います。
ダウンタイム:2~3日はかなりまぶたが腫れます。1週間後に抜糸を行います。内出血は2週間程度で徐々に軽快します。1ヶ月位は朝むくんだり、まぶたが赤いなどの症状が見られることがあります。傷の赤みは半年くらいで徐々に改善していきます。
リスク:出血、痛み、低矯正、再発、創感染、薬剤アレルギーなど、ごくまれに瘢痕形成。
この記事の執筆者
元町マリン眼科
院長 蓮見由紀子
所属学会・認定医
医学博士
日本眼科学会認定専門医
横浜市立大学附属病院非常勤講師(ぶどう膜専門外来)