ゴールデンウィークを過ぎると、ぐっと気温と湿度が上がりますよね。
毎年その時期が来ると、気になる汗💦
夏はTシャツを3枚職場に持っていく。
ボディタオルでしょっちゅう拭いている。
汗が気になって、人前で腕を上げられない。
シャツに黄色い汗ジミができる…
そんなあなたは原発性腋窩多汗症かもしれません。
原発性腋窩多汗症の診断基準
わき汗によって日常生活に支障をきたすこと
最初に症状が出たのが25歳以下であること
左右両方で同じように発汗がみられること
睡眠中は発汗が止まっていること
1週間に1回以上の多汗の症状が出ること
家族歴がある
以上の6項目のうち2項目以上当てはまる方は原発性腋窩多汗症と診断されます。
また重症度スコアというものがあります
発汗は全く気にならず、日常生活に支障がない
発汗は我慢できるが、日常生活に時々支障がある
発汗はほとんど我慢できず、日常生活に頻繁に支障がある
発汗は我慢できず、日常生活に常に支障がある
上記の3以上であること。
わき汗にお悩みの方で、上記の診断基準を満たす方は、治療を受けることができます。
治療には塗り薬、ボトックス注射、手術があります。
ボトックス注射は皺の治療で有名ですが、わき汗の治療には保険適応があります。
注射の痛みがありますが、痛み止めのクリームを塗って、細い針で注入します。
効果は3ヶ月~半年くらい持続します。
効果が切れてきたら4ヶ月間隔を開ければ再度注射できます。
注射の費用は(保険適応の場合)両わきで22000円くらいです。
塗り薬エクロックゲルは日本で初めて保険適応となった原発性腋窩多汗症の保険治療薬です。
一日1回両脇に、付属のアプリケーターで塗るだけの簡単な使用方法です。(手で塗らないようにしてください)
毎日塗る手間はありますが、注射の痛みはありません。
薬価は3割負担で1400円くらいです。(2週間分)
新しい薬なので現在のところ、1回の処方本数は1本のみです。
使用した患者様は
「今までにないさらさら感」
「長年の悩みから解放されてうれしい」
との事でした!
ボトックスを検討していたけど、痛みが気になってできない。そんな方は是非塗り薬を試してみてはいかがでしょうか?
この夏はわき汗のストレスから解放されたいですね!