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執筆者の写真HASUMI

減量で眼瞼下垂になる⁈

更新日:2022年12月12日

いつもブログをご覧いただきありがとうございます!今日も眼瞼下垂手術のご相談にいらっしゃった患者様からブログを見ました、と言って頂きました。眼瞼下垂で悩んでいる方や手術を検討している方の参考になれば、という思いで今日もブログを書いております。

いいね!やフォローで励まされるのでよろしくお願い申し上げます。



本日の症例は自転車に乗るが趣味だが、上の方が見えないと言う事でいらっしゃった患者様です。ご本人の了承を得てお写真を掲載させて頂いております。ご協力ありがとうございました!


患者様は体重が8キロ落ちたそうなんですが、瞼が垂れるようになって見にくくなったそうです。確かに脂肪が落ちても皮膚はそう簡単には縮みませんのでシワシワになってしまうと言う事はよくあることです。





この方の様に眉毛が立派な方で皮膚弛緩が強い方には眉毛下皮膚切除がお勧めです。この方は最大幅20ミリ!!切除しました。これまでで一番の切除幅だったかもしれません。切除面積が大きかったので縫い合わせるのに苦労しました。




翌日です。腫れは強いですが、被さりは取れています。皮膚は結構厚めだったので、腫れが長引くかもしれないなと思いました。




1週間後にはかなりスッキリしていました。やっぱり運動してらっしゃる方なので代謝がいいのかもしれません。目元も腫れがだいぶ落ち着いて眼の全体が見えるようになりました。おでこの皺も改善しています。全体が持ち上がって眼の下の皺もスッキリですね!

ご本人は上の方が見やすくなり、視界が広がった、と喜んでいただけました。




1か月後のご様子です。最初の写真と同一人物とは思えませんね。20歳は若返ったのではないでしょうか。まだ1か月なので傷は少し赤みがありますが、今後も立派な眉毛の下で目立たなくなっていくことでしょう。

広くなった視界で、これからも自転車でいろいろな場所へお出かけください!




元町マリン眼科では、眼瞼下垂の日帰り手術を行っています。

眼瞼下垂手術は下垂による症状があり、診断基準を満たせば保険適応での手術が可能です。


  • 瞼が下がって視界が狭い。

  • 上の方や横の方が見にくい。

  • テレビや本を見ていると瞼がつぶれてくるので手で持ち上げている。

  • おでこや頭に力が入って頭痛や肩こりが取れない。

  • 睫毛が被さって見にくい、あるいは睫毛が良く入る。

などが代表的な症状です。

眼瞼下垂でお困りの方は、元町マリン眼科へご相談ください。



眼瞼下垂手術について



手術の費用:3割負担で両眼で50000円前後、1割、2割負担の方は自己負担上限金額です。

また、眼瞼下垂を伴う全身疾患が疑われる場合は初診時に採血を行います。初診料と合わせて6~7千円程度かかります。


手術時間は両眼で1時間程度で、局所麻酔下に行います。


ダウンタイム:2~3日はかなりまぶたが腫れます。1週間後に抜糸を行います。内出血は2週間程度で徐々に軽快します。1ヶ月位は朝むくんだり、まぶたが赤いなどの症状が見られることがあります。傷の赤みは半年くらいで徐々に改善していきます。


リスク:出血、痛み、低矯正、再発、創感染、薬剤アレルギーなど、ごくまれに瘢痕形成。


この記事の執筆者


元町マリン眼科

院長 蓮見由紀子

所属学会・認定医

医学博士

日本眼科学会認定専門医

横浜市立大学附属病院非常勤講師(ぶどう膜専門外来)



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