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眉下切開・男性の場合

更新日:2022年5月11日

今回は男性の眼瞼下垂手術の症例をご紹介します。

*ご本人の承諾を得て写真を掲載しております。

お写真のご協力ありがとうございました!



もともと一重だったが瞼が被さって見にくくなってきたという訴えで受診された方です。

被さってきた瞼のせいで、涙があふれたり、また、PCをよく使うが、疲れやすいなどの不調がだんだんひどくなってきたと言う事でした。


この方のように被さる瞼の方は、眉毛をおでこの筋肉で持ち上げて見ないといけないために、夕方位になるととても疲れて目をつぶっていたくなる、頭痛や肩こりがひどい、という方が多いです。


もともと一重だったとのと、眉毛がしっかりあるため、この方には眉毛の下の皮膚を取る手術(いわゆる眉下切開)をお勧めしました。





上が術前、下は1週間後の抜糸時の写真です。

眼の大きさはもちろんですが、形が全然違っています。でも下の方がずっと若々しい印象ですよね。

周りの人からはどこをやったのかわからないと言われるくらい自然な仕上がりだそうです。

でも、よく見えるようになってやって良かったと喜んでいただけました。


眉下切開法は眼の際を触らない手術なので、一重が二重になるように眼の印象が大きく変わることはありませんが、それでも被さりを取ることが目的ですので、このくらい変化することは当然あります。

また、皮膚を切除するデザイン上、耳側の皮膚は大きくとることが出来ますが、目頭側はあまり切除できません。

眼瞼下垂というご病気が、瞼が被さって眼が開かなくなるご病気ですので、それを治せば当然眼は大きく開くようになります。

この方はその変化を好もしく思ってくださったようです。

(手術の経過や結果には個人差があります。)


元町マリン眼科では、眼瞼下垂の日帰り手術を行っています。

眼瞼下垂手術は下垂による症状があり、診断基準を満たせば保険適応での手術が可能です。

  • 瞼が下がって視界が狭い。

  • 上の方や横の方が見にくい。

  • テレビや本を見ていると瞼がつぶれてくるので手で持ち上げている。

  • おでこや頭に力が入って頭痛や肩こりが取れない。

  • 睫毛が被さって見にくい、あるいは睫毛が良く入る。

などが代表的な症状です。

眼瞼下垂でお困りの方は、元町マリン眼科へご相談ください。



眼瞼下垂手術について



手術の費用:3割負担で両眼で50000円前後、1割、2割負担の方は自己負担上限金額です。

また、眼瞼下垂を伴う全身疾患が疑われる場合は初診時に採血を行います。初診料と合わせて6千円程度かかります。


手術時間は両眼で1時間程度で、局所麻酔下に行います。


ダウンタイム:2~3日はかなりまぶたが腫れます。1週間後に抜糸を行います。内出血は1~2週間で徐々に軽快します。



リスク:出血、痛み、低矯正、再発、創感染、薬剤アレルギーなど、ごくまれに瘢痕形成。






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