こんにちは、院長の蓮見です。
本日は好評の眼の周りのぶつぶつシリーズのおそらく最終回!かな?
比較的若い女性に多い、顔(おでこや頬など眼の周り)手の甲、下腿にできる直径2ミリくらいのわずかに隆起した、褐色の病変です。痛みはありません。たまにかゆみを生じることがありますが、掻くと病変が拡がることがあります。
これはヒトパピローマウイルス(HPV)によるイボで、人から人へと移るものです。顔のひっかき傷などからHPVが入り込み増殖することでイボになります。
放っておくとだんだん広がり、また人にうつしてしまうかもしれません。
患部には触らないようにしましょう。また爪は短く切りましょう。
HPVによる病変は、他にも指や足の指などのいぼ、顔にトサカのようなできものができる糸状疣贅、尖圭コンジローマという性器のいぼなどがあります。
指にできた疣贅です。
ダーモスコピーという拡大鏡による撮影です。
毛細血管が点状に見えます。
治療法は
外科的切除・・・液体窒素療法、電気などによる焼却療法、メスなどで切り取るなど
外用療法・・・サリチル酸、トリクロロ酢酸、トレチノインなどの薬液の外用も用いられます。抗ウイルス作用のある外用クリームなど。
内服療法・・・漢方薬、イソトレチノイン、亜鉛
などがあります。治療効果を高めるため、複数の治療を併用するのも良いでしょう。
眼の周りのぶつぶつにはさまざまな種類のものがありましたね!
過去のブログで目の周りのぶつぶつのいろいろを紹介しています。
皆様も目の周りのぶつぶつでお悩みなら、元町マリン眼科にご相談ください!
また、自己診断は難しいため、初診時はカウンセリングのみとさせていただいております。
処置をご希望なら後日施術の予約を取って頂きます。ご不便をおかけしますがご理解ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。