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執筆者の写真HASUMI

若い男性の重瞼形成の術後経過

更新日:2022年12月12日

今日は、若い男性の重瞼形成の経過をご紹介いたします。(ご本人の承諾を得て写真を掲載させて頂いております。ご協力ありがとうございました!)


昔から上の方が見づらく、おでこを使って持ち上げるので頭痛や肩こりに悩まされていた方です。目つきが悪くて、よく「怒ってるの?」と聞かれてしまうのがお悩みだったそうです。

同じ症状で手術を受けている方の当院のブログをご覧になって来院されたとの事でした。




確かにおでこを上げないと上の方は見にくそうです。二重にするのが良さそうですが、瞼が分厚いので、埋没法ではすぐに外れてしまうと思われます。切開法による重瞼形成がお勧めですが、大分お顔は変わってしまうし、切開では元に戻すことはできないとお伝えしました。ご本人は、「二重になるのは構わない、ご両親もとことんやってもらえと言っている」という事で、重瞼形成術を行いました。




翌日の腫れです。ご本人も覚悟していたようで、1週間くらいはひきこもるつもりだとおっしゃっていました。一般的には、安静は2日で大丈夫ですので、3日目からは運動や入浴など、普通の生活を送って頂いて大丈夫です。




1週間後の抜糸の時には大分みられる顔になっていますね。1か月くらいの間は腫れぼったい日や、むくみのひどい日もありますが、徐々にその頻度や程度は改善していきます。





1か月後には腫れも落ち着いて、自然な二重になっていますね。上の方が見やすくなって眼が開けやすくなり、手術をやって良かったとおっしゃっていました。





下を向くと、傷跡はまだ赤くて目立ちます。3ヶ月くらいかけてだんだん無色になりますが、傷はなくなることはありません。しかし開瞼時には見えませんので気が付く人はあまりいないでしょう。手術をご検討の方は、参考になさってください。


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元町マリン眼科では、眼瞼下垂の日帰り手術を行っています。 眼瞼下垂手術は下垂による症状があり、診断基準を満たせば保険適応での手術が可能です。

  • 瞼が下がって視界が狭い。

  • 上の方や横の方が見にくい。

  • テレビや本を見ていると瞼がつぶれてくるので手で持ち上げている。

  • おでこや頭に力が入って頭痛や肩こりが取れない。

  • 睫毛が被さって見にくい、あるいは睫毛が良く入る。

などが代表的な症状です。 眼瞼下垂でお困りの方は、元町マリン眼科へご相談ください。 眼瞼下垂手術について 手術の費用:3割負担で両眼で50000円前後、1割、2割負担の方は自己負担上限金額です。 また、眼瞼下垂を伴う全身疾患が疑われる場合は初診時に採血を行います。初診料と合わせて6~7千円程度かかります。 手術時間は両眼で1時間程度で、局所麻酔下に行います。 ダウンタイム:2~3日はかなりまぶたが腫れます。1週間後に抜糸を行います。内出血は2週間程度で徐々に軽快します。1ヶ月位は朝むくんだり、まぶたが赤いなどの症状が見られることがあります。傷の赤みは半年くらいで徐々に改善していきます。 リスク:出血、痛み、低矯正、再発、創感染、薬剤アレルギーなど、ごくまれに瘢痕形成。


この記事の執筆者


元町マリン眼科

院長 蓮見由紀子

所属学会・認定医

医学博士

日本眼科学会認定専門医

横浜市立大学附属病院非常勤講師(ぶどう膜専門外来)









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