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重瞼形成手術の経過・女性の場合

更新日:2022年7月30日

最近、手術が多くてブログがやや追いついてないのですが、最近手術した女性の方が、きれいな二重になったので経過を紹介したいと思います。

*ご本人の承諾を得て写真を掲載しております。写真のご協力ありがとうございました!



今回の患者さんは、なかなか頭痛が改善しないことから他科を受診して眼瞼下垂を指摘されたと言う事で受診されました。手術を受けるなら女性医師がいいと当院を選んだそうです。


上の写真が術前ですが、瞼の皮膚が被さって、睫毛が目に入るのでつけまつげで持ち上げているそうです。睫毛が入るのでアイプチをしているという方も実際沢山います。しかしアイプチで瞼がかぶれてしまう方も結構いらっしゃるようです。




この方には眉下でも重瞼形成でもどちらも適応はありそうでしたので、術式はご本人の希望で重瞼形成としました。眉下切開は顔があまり変わらないので、顔の変化を好まない方にはお勧めですが、睫毛の向きという点では睫毛の近くを切って向きを変えられる重瞼形成の方が優れています。


この方はアイプチをしていたこともあり、二重になるのは構わないと言う事だったので重瞼形成を行い、下の写真が1か月後です。


余剰皮膚を切除して、しっかりと二重を縫い込みました。睫毛の向きは良くなり、二重の幅のバランスも良いです。まだ1か月なので腫れは少し残っていますが、3か月後くらいにはすっかり腫れも取れて自然な二重になっている事でしょう。


ご本人はぱっちり華やかになった目元にどうお化粧して良いかわからないとおっしゃっていましたが、変化を好もしく思っていらっしゃるようで、手術には満足して頂けました。

(手術の経過や結果には個人差があります)


このように眼瞼下垂手術の術後は、下垂の改善の結果として眼が大きくなり、多少の顔貌の変化はやむを得ないところがあります。顔貌の変化を好まない方には、控えめな変化が予想される術式をご提案していますが、それでも開瞼幅が大きくならないと下垂の改善効果も薄れてしまいます。


また、当院では眼瞼下垂の症状がある方に保険適応の手術を行っています。手術の目的はあくまで眼瞼下垂による症状の改善です。美容目的のみの手術をご希望の方は当院では手術できませんのでご了承ください。

上記の理由から、過度な美容的な注文にはお答えすることは出来かねますので、美容外科での手術をご検討いただけましたら幸いです。



元町マリン眼科では、眼瞼下垂の日帰り手術を行っています。 眼瞼下垂手術は下垂による症状があり、診断基準を満たせば保険適応での手術が可能です。

  • 瞼が下がって視界が狭い。

  • 上の方や横の方が見にくい。

  • テレビや本を見ていると瞼がつぶれてくるので手で持ち上げている。

  • おでこや頭に力が入って頭痛や肩こりが取れない。

  • 睫毛が被さって見にくい、あるいは睫毛が良く入る。


などが代表的な症状です。

眼瞼下垂でお困りの方は、元町マリン眼科へご相談ください。


眼瞼下垂手術について



手術の費用:3割負担で両眼で50000円前後、1割、2割負担の方は自己負担上限金額です。

また、眼瞼下垂を伴う全身疾患が疑われる場合は初診時に採血を行います。初診料と合わせて6千円程度かかります。


手術時間は両眼で1時間程度で、局所麻酔下に行います。


ダウンタイム:2~3日はかなりまぶたが腫れます。1週間後に抜糸を行います。内出血は1~2週間で徐々に軽快します。


リスク:出血、痛み、低矯正、再発、創感染、薬剤アレルギーなど、ごくまれに瘢痕形成。









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